スピードツインのブレーキパッド交換をしてみたぞ!SBSの「峠」ブレーキパッドってどうでしょう!?

私の愛車であるトライアンフ・スピードツインのブレーキパッドが摩耗してきたため、今回交換を行いました。
純正パッドも悪くないのですが、今回はコストと性能のバランスが良いと評判のSBS製ブレーキパッドを選択しました。
実際に自分で交換したので、その作業記録と使用したパッドを紹介します。

SBS製ブレーキパッドを選んだ理由

今回、私が選んだのはSBSの「峠」グレードのブレーキパッドです。

正直なところ、最初からSBSを狙っていたわけではありません。トライアンフ用のブレーキパッドを探していた際、各メーカーの適合情報を調べたのですが、私の車種については適合表に掲載されていない製品も多く、選択肢が限られていました。

そんな中、Webikeで適合品として案内されていたのがSBSのブレーキパッドでした。まずは確実に適合するものを選びたかったため、SBSを候補にすることにしました。

もちろん、ブレーキパッドにはデイトナのゴールデンパッドχをはじめ、実績のある定番製品もあります。しかし、これまで私はSBSのパッドを使ったことがなく、一度試してみたいという興味もありました。

SBSのラインナップの中でも選んだのは「峠」グレードです。サーキット向けのような高性能モデルではありませんが、街乗りからツーリング、ワインディングまで幅広く対応できそうで、性能とライフのバランスが良さそうだと感じました。ちなみにほかにも「街」グレードと「R(Racing)」グレードがあります。

実際のところ、ストリートメインで使う私にとっては、絶対的な制動力よりもコントロール性や耐久性のほうが重要です。その意味でも、「峠」は自分の用途に合った選択だったと思います。

今回が初めてのSBSパッドなので、今後の使用感や摩耗具合についても追記していきたいと思います。

ちなみに「SBS」はデンマークに本社を置くブレーキパッドの老舗メーカーです。日本の販売元は部品メーカーの「キタコ」が担当しているので、安心ですね。

使用したブレーキパッド

今回使用したSBS製のブレーキパッドは以下のものです。

私が今回使用したSBSブレーキパッドはこちら↑
フロントのパッドはこちらです。スピードツインはダブルディスクなので2セット購入しました。
2026年6月の価格で1セット¥5,392ですね。

リアブレーキパッドはこちらのものを使用↑
2026年6月の価格で1セット¥4,104ですね。

交換前の状態

走行距離が増えてきたこともあり、ブレーキパッドの残量を確認したところ、かなり薄くなっていました。

ブレーキは命に関わる重要部品です。残量が少なくなった状態で乗り続けると制動力の低下やディスクローターの損傷につながるため、早めに交換することにしました。

リアブレーキパッド交換作業

リアブレーキパッドを交換するのはちょっと面倒で、私の2023年式スピードツインの場合、リアホイールを外す必要があります。リアホイールを外す前に、まずはパッドピンを軽く緩めておきます。

つぎにブレーキホースとABSセンサーケーブルをスイングアームに添わせているガイドから取り外してから(はまっているだけなのでひっぱたら外れます)、ホイールを外します。

ホイールを取り外すとこのような状態で、キャリパーがブラケットごと取り外せます。
続いてパッドピンを抜き、古いパッドを取り外します。

取り外したパッドを見ると、かなり摩耗していました。

もうちょい使えるといえば使えるかもしれませんが、早め早めの交換が大事ですね。

パッドピンはかなり錆さび。

軽く研磨して、耐熱グリースを薄く塗布しておきました。

次にピストンを戻します。せっかくなのでピストンは中性洗剤と歯ブラシを使ってあらってから戻しました。
このときブレーキフルードが溢れないよう注意が必要です。
また、間違ってもピストン外側を傷つけないように気を付けてください。私は専用のブレーキピストンプライヤーを使用しています。

ピストンを戻したら新しいSBSパッドを組み込みます。
ブレーキの鳴きが気になる人はパッドのピストン当たり面に鳴き止めグリースを塗っても良いと思います。

最後にリアホイールを取り付け、ホイールナットを締め付けたら取り付けは完了。
ブレーキペダルを数回踏んでピストン位置を調整して作業完了です。

フロントブレーキパッド交換作業

フロントブレーキパッドの交換はリアよりも簡単。パッドピンもありません。

キャリパーを固定するボルト2本を外し、キャリパーを取り外します。車体左側のキャリパーを外す際にはABSセンサーケーブルがあるのでご注意を。

外したキャリパー。フロントはこんな感じ。パッドピンなどはなく、ブレーキディスクが挟まれている間はパッドは取り出せないけど、ブレーキディスクがない状態であれば、中央の隙間から1枚ずつパッドを取り出せるようになっています。

取り外したパッドを見ると、こちらもかなり摩耗していました。

こちらも、もうちょい使えるかもしれませんが、早めに交換してしまいます。
フロントキャリパーもピストンは中性洗剤と歯ブラシを使ってあらってから戻します。

ピストンを戻したら新しいSBSパッドを組み込みます。

キャリパーを再度フロントフォークに取り付けてから、ブレーキレバーを数回握ってピストン位置を戻すのを忘れずに。
スピードツインはダブルディスクなので左右とも同じように作業したら完了です。

走ってみた感想

交換後、近所を試走してみました。
第一印象は「扱いやすい」かつ「もともとのブレーキパッドよりも効く」という感じでした。

握り始めから自然に効き始め、コントロールしやすい印象でした。
ブレーキ効力も初期制動力から最大効力まで、全体的に1,2割アップしているように感じましたが、決してカックンブレーキではなく、コントローラブルであることは維持されていました。

純正パッドと比較しても違和感はなく、街乗りやツーリング用途なら十分以上の性能だと感じています。
また、価格を考えると非常にコストパフォーマンスが高いと思います。
スピードツインでの比較はしていないですが、たぶんデイトナのゴールデンパッドχと同等の性能はあるのではないかと思います。

まとめ

スピードツインのブレーキパッド交換でSBS製を選びましたが、結果として満足度の高い選択でした。

  • 純正に近いフィーリング
  • 十分な制動力
  • 手頃な価格(2026年現在の価格では前後フルセットで交換して¥15,000程度)

という点から、街乗りやツーリングメインの方にはおすすめできるブレーキパッドです。

ブレーキパッドは消耗品ですので、残量が少なくなっている方は早めの交換を検討してみてはいかがでしょうか。