目次
はじめに
どうも、かとうです。
今回はトランポに積載する際のラダーレールの選び方をご紹介いたします。
まず、ラダーレールですが基本的に2本使用することを強くおすすめいたします。
バイク用のラダーレールに1本、人用のラダーレールに1本の合計2本です。そして人用のラダーレールは簡素なものでも構いませんが、バイク用のラダーレールにはしっかりしたものを選ぶことをおすすめいたします。
ラダーを2本用意するのが金銭的に難しかったり置き場所がないという方は、バイク用ラダーにお金をかけて、人用には用具入れとして人の乗れる強度のあるRVボックスを使用して、積み下ろしの際はそれを踏み台として使うとよいです。
さて、以下では、選び方の着眼点を書いていきます。
ラダーレールの選ぶときの着眼点
板材・形状
- おすすめは平板と格子の中間的な形状のもの!
平板形状が最も安定しますが、平板形状の場合、ラダー固定のためのラッシングベルトがかけられる場所がないことがあります。
また、開口があるタイプは開口部にラダー固定のためのラッシングベルトをかけることができるので、らくちんです。
開口が大きい格子タイプでは「大丈夫なの?」という気がしますが、私も開口の大きなものを使ったことがありますが、バイクを載せるのであれば、意外とあまり気になりませんでした。
ただ、人用のラダーに開口の大きいものを使うと、踏み外す恐れがありますのでお勧めしません。
また、雨が降った状態で乗せる場合、平板タイプはとくにスリップに気を付けてください。
幅
- おすすめは幅28cm程度のもの!
幅は広ければ広いほど良いです。
狭いものは20~22cmくらい、広いものでは28~30cmくらいのものが多いです。
一人で乗せおろしをすることが多い人ほど広いものを選ぶべきで、28㎝程度のものがおすすめです。
折り畳みかそうでないか
- おすすめは折り畳みタイプ
折り畳みを強くお勧めします。
折りたたまないモデルは、剛性が高いものが多いのですが、基本的に短いものが多く、積載時の車両角度がきつくなりがちです。
また、ラダーレールはバイクと一緒にトランポに乗せて移動するので、可能な限り短くなる折り畳み式のものがおすすめです。
耐荷重
- 耐荷重は300kgあれば十分!
300kg程度の耐荷重のものであれば問題ありません。(バイク用をうたっているラダーは大体そのくらいはありますので心配しなくてよいと思います。)
ものによっては折り畳みの中央部に足があるモデルもあります。
湾曲
ストレート形状と湾曲形状があります。
- おすすめは湾曲形状のもの!
湾曲形状のほうがバイクのおなかを擦りにくいです。折りたたんだ時の形状は湾曲形状のほうが若干場所をとりますが、湾曲形状のものをおすすめします。
おなかをするかどうかはラダーの長さと積載面の高さで決まりますが、軽トラなどに乗せる場合は、かなり荷室高さが高いので湾曲形状でないと、間違いなくおなかを擦ると思ってよいと思います。(湾曲形状でもするときはすります)
私はストレート形状のラダーを使用してステップワゴンに積載しているので、積載の際は手間ですがアンダーカウルを毎回外しています。
爪
- 爪形状はトランポに合わせて選んで!
ストレート爪が圧倒的に大多数で、使い勝手もよいです。
もしあなたのトランポがL字の爪を引っ掛けられる構造であるのならばL字爪をおすすめします。
例えば、軽トラに積載するのであれば、爪があおりを開けたところに引っ掛けることができるのでL字爪が活躍します。
ひっかけるところがない場合ストレート爪を選択することになりますが、ストレート爪は、前輪がトランポに乗って、後輪がラダーの上の状態で、アクセルを開けるとラダーがぶっとんでいくことがあります。必ずラッシングベルトをかけて、ふっとばないようにしましょう。
フチ形状
- おすすめはフチありタイプ!
フチがあるほうが、ないよりはよいですが、個人的には必須ではないです。
フチがあると、落ちるギリギリまで寄り切ったときに、乗り上げる感覚があるので「やばい」と気づいてリカバリー動作ができます。(フチがないと片側に寄って行っても気づかないことがある。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は以下の条件で選んでみることをおすすめしています。
- 幅は広ければ広いほうがいい。
- トランポに爪かけられるのであればL字爪形状のものを、かけれない場合はラッシングベルトがかけられる形状のラダーを選ぶ
- 湾曲している折り畳みラダーを選ぶ
- フチ形状がついているものがあればそちらのほうが良い
私が使っているラダーは若干幅が狭いのを買ってしまって、降ろすときに落としてしまわないか気を使うことが多いです。Amazonで現在買えるラダーでは以下のものがおすすめです。
以上がラダー選びの助けになれば幸いです。