Hompresの電熱グローブを買ったよ!

はじめに

どうも、かとうです

今回は2023年のアマゾンブラックフライデーセールでHompresの電熱グローブを買ったのでレビューしていきます。
Hompresは中国の中華メーカーで、価格帯としては1万円強で電熱グローブを販売しているメーカーです。
国産メーカーだったら電熱じゃない通常のウィンターグローブすら変えないくらいの廉価な金額で電熱グローブを販売しているのはすごいですね。

ただ、2023年12月現在、GoogleでHompresと検索してもAmazonの商品ページは出てくるものの、企業の公式ホームページはヒットしないというかなりの怪しさ!

まともに使える商品なのか、レビューしていきます。

細部レビュー

外箱はこんな感じ。いかにも怪しい中国語というような外装ではなかったよ。

手の甲にはカーボンプロテクターが入っている。手首を絞るバンドや、ドローコードもついているよ。
長さも十分。

手のひら側(内側)はかなり薄い。操作時のタッチを優先しているみたい。内側は電熱線がないことに加え、薄手なことで冷たい。ただこれはこれで、悪いことじゃなくって、タッチ重視の人からしたら高評価になるうると思う。
スリーシーズンなどのグローブとしても操作感はまったく劣ることない。しっかり温かいのがいいという人はグリップヒーターと合わせて使うと文句ないと思うが、グリップヒーターなしでも通常のウィンターグローブよりはよっぽど温かい。
手のひら側のクッションやプロテクターもしっかりついているよ。

オン/オフのボタンを長押しで電源が入る。LEDの色で4段階で温度を切り替えられるよ。バッテリーの残量も表示されるのが便利。

すごいところ

つくりがまとも

一万円ちょっとの価格なのに、作りがチープと感じるところは一切ないのがすごいところ。電熱グローブじゃなくってただのウィンターグローブだったとしても値段とつくりのバランスがいいんじゃないかと感じてしまうくらい。この価格でこのクオリティはすばらしい。それに、一定の出力で温めるタイプではなくて、一定の温度に保つ制御をおこなっているところもポイントが高い。すなわち外気温で電池の減るスピードも変わってきます。

ちなみに付属品はシガーソケットから給電するケーブルと充電器。

温まるのが速い

3秒速暖というのをカタログでうたっているけれど、偽りなくそのくらい早い。グリップヒーターはふつう早くても数十秒はかかるけど、この電熱グローブは本当にスイッチを押した瞬間に温まってくるよ。

3年保証がついている

この電熱グローブは3年保証がついていた。こうした電熱グローブって、断線して温まらなくなる故障ってかなり多そうなイメージがある。そうしたなかで3年保証があるというのはとっても心強い。

ただ、Hompresという中華メーカーのいう「3年保証」がどこまで信用できるのかはよくわからない。

バッテリー残量表示がある

このモデルのいいところは、バッテリー残量表示があるところ。残量が表示されれば、減った時に気づくので、充電忘れを防ぐことができる。
ちなみにバッテリー単体でも別売りしているから、ロングツーリングするときにバッテリーの持ちが不安というひとは買い足しておいてもいいかも。

充電器は左右のバッテリーを同時に充電できるので面倒でなくていいね

いまいちなところ

左右の温度差がある

気にならない人は気にならないかもしれないし、個体差もあるのだろうけど、私の買った電熱グローブは左手に比べ若干右手のほうが温度が高い気がする。各指の温度ムラも若干あるけど、そんなにひどいほどではないよ。

温度設定

このグローブは温度を4段階で調整できるようになっているのだけど、どの温度にしても、カタログほどの違いは感じなかったよ。あんまり変わらない…。最弱でも暖かい日は結構熱いくらいになる。

おわりに

このグローブは総じてコストパフォーマンスがとても高いと思いました。
不満な点がないかというと、そんなことはないのですが、これが一万円強の価格で買えるのなら満足です。
ただ、手のひら側は電熱がされないので、グリップヒーターと組み合わせたときにこそ最強のあったか装備となるといえます。

みなさん一度試してみてはいかがでしょう。