目次
はじめに
どうも、かとうです。
今日はMT-01のタイヤ交換を実施したので、そのインプレッションを投稿します。
今回選んだタイヤはダンロップロードスマート3Sです!
このロードスマート3Sですが、ダンロップのなかでは廉価版のツーリングタイヤという位置づけです。
2025年1月現在のダンロップの最新のツーリングタイヤはロードスマート4(2020年発売)ですが、そのひとつ前のモデル、ロードスマート3(2015年発売)をコストダウンして生み出されたものがロードスマート3S(2020年発売)です。
3から3Sに生まれ変わった際に変更されたのは、もともとリアタイヤではセンターとサイドで2種類のコンパウンドを使用していたものをシングルコンパウンドに変えたという点で、この変更でコストを抑えることに成功しています。
なので、ロードスマート3Sのなにが良いって、ロードスマート3の基礎設計を引き継いでいることからそこそこの性能に圧倒的な安価であること。
毎月の少ないおこづかいの中でやりくりしながらバイク生活を送るおじさんたちには最適のコストパフォーマンスといえます。
ちなみに私が交換した店舗では、工賃込みでロードスマート4は6.6万円、ブリヂストンのT32は7.2万円程度のところ、ロードスマート3Sは5万円弱の価格帯となっていました。お財布にやさしい!
これまで履いていたタイヤ
これまで履いていたタイヤは、MT-01を中古で購入したときから履いていたタイヤでした。
フロントはピレリのディアブロ。
2016年第36週製造。もうスリップラインが出ている。
リアはメッツラーのロードテック Z8。2017年第4週製造。溝に関してはスリップラインまでまだ4割くらい残っているけれど、製造年から7年になるので、さすがに寿命だと判断してリアも同時交換としました。
前後のタイヤが別銘柄だったのも地味に気になっていましたので、この際前後そろえてロードスマート3Sに交換しました。
ロードスマート3Sのインプレッション
上のAmazonのリンクは代表例。実際の購入はご自身のバイクのタイヤサイズと照らし合わせて確認してね。
ロードスマート3Sのトレッドパターンは3と同じですが、もともとリアのコンパウンドが3分割されていたのに対し、シングルコンパウンドで作られているので従来のロードスマート3に比べセンター部分のライフは若干犠牲になっています。
しかしフロント8,000km、リア10,000kmとかで替えているという意見がみられましたので、極端に短寿命というわけでもなさそうです。
↓フロントタイヤ。ロードスマート3から引き継がれた、しっかりとグレーブの入ったパターンです。
↓リアタイヤ。リアもツーリングらしいパターンです。
フロント、リアともに溝は深めの溝がしっかり入っており、雨天の走行も安心して走れます。
しなやかにギャップを吸収してくれる傾向があるので、乗っていて疲れませんが、しっかりとグリップしてくれるし、バンクさせる際も重さを感じません。
なにより、ツーリングタイヤらしく温度依存性が低く、現在の5℃前後の気温のなかでも、走り出しからしっかりとしたグリップ感があります。それなりにスポーツ走行をしても破綻する様子を見せないところもよいですが、さすがにサーキット走行までは厳しいと思います。
あまり温度管理に気を遣うのは面倒くさいけど、安くてたまに峠も少しだけ走る、くらいの人にはぴったりのタイヤだと感じました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ダンロップロードスマート3Sのようなツーリングタイヤはグリップの温度依存性が低いので、今みたいな寒い季節も割と走り出しから安心して走れるのがよいですよね。
日常使いするタイヤで、そこそこ性能がよくって安いタイヤを探しているという方にはとってもおすすめのタイヤでしたので、ツーリングタイヤを探している方は、是非検討の対象に加えてみてください。