鈴鹿8時間耐久レース、持っていくもの特集!2023年版

注:本サイトに記載の情報に関し、情報の誤りに起因する損害については一切責任を負いませんので公式情報は以下の公式サイトを参照ください。
2023 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会|鈴鹿サーキット (suzukacircuit.jp)

はじめに

どうも、かとうです。
今年もいよいよ8耐が二週間ちょっと後まで迫ってきました。

コロナ禍の影響で、じつに三年ぶりの開催となった昨年から、今年も無事に開催できて、うれしい限りです。
この記事では8耐の観戦準備をしている人に向けて参考となる記事を書いていきます。

耐久レースが普通のスプリントのレース観戦とは違うのは、時間があるのでいろんな場所に移動して観戦を楽しめることです。

一般的なレースはスプリントレースと呼ばれる短期決戦ですが、複数のライダーが交代しながら走る耐久レースは、グランドスタンドでスタートをみて、スプーンカーブに移動して観戦して、グランドスタンドに戻ってゴールを見る、みたいなことができます。なのでグランドスタンドから遠いところでもレースを観戦できるというのは耐久レースならではの醍醐味であります。

そうなってくると8耐はとっても長距離を歩いたり、炎天下の中で日除けの無いなか観戦したりというのが発生します。なので8耐の持ち物はよ~く厳選する必要があります。

チケットはなにを買ったらいいの?いくらするの?

ずばり、指定席券がおすすめです。

昨年までは、指定席でレースを観戦する場合、レース観戦券と指定席券(もしくはエリア席券)の両方を買う必要がありましたが、今年の指定席券・エリア券は観戦券を含むので別途観戦券を買う必要がないことにご注意ください。
これまでの、指定席券と観戦券を別に買わないといけないというのは初めての人にはわかりづらかったので、良い変更だと思います。

もちろん、観戦券だけというのも、今年も発売されているので、指定席・指定エリア以外で観戦できれば良いと、という人は観戦券だけで観戦することも可能です。
ただ、私かとうは、是非ともグランドスタンドでの観戦をお勧めするので指定席券の購入をお勧めします。

指定席券にはV1,V2,A1,Q2の区分があります。このチケットは自分の席が決まっているので、ほかの席に座ることができません。
エリア券にはB・Q1・Rエリア券があり、このエリアは指定の席がありませんので、好きなところに座ることができます。
また、指定席券があればエリア席にも入ることができます。

券種による完成可能なエリアの詳細は以下の公式サイトをご確認ください。

券種別観戦可能エリア | 2023 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会 | 鈴鹿サーキット (suzukacircuit.jp)

観戦券の料金

今年は指定席券に観戦券が含まれるため観戦券単体で購入される方は少ないと思いますが、一応載せておきます。

前売券当日券
大人(24歳以上)6,500円8,500円
U23(高校生~23歳)5,200円6,800円
子ども(3歳~中学生)4,300円5,900円

指定席券の料金

うれしい情報ですが、今年はV1,V2指定席券はコカ・コーラ飲み放題が復活します!

2022年はコカ・コーラ飲み放題がなかったので残念に感じていましたので、うれしい限りです。
ただし決勝レース中に限るので、レースがスタートするまではもらえないということにはご注意下さい。

V1、V2のチケット料金を載せておきますので、参考にしてください。エリア券やほかのチケットの情報は公式サイトをご確認ください。

私かとうとしましてはV2チケットをお勧めします。V2は場所にもよりますが、大部分が屋根付きで日差しが遮られる・雨が降った時の雨除けができる・位置が高いのでフェンス越しではなくて上からレースがみられる等のメリットがあります。

チケット一覧|”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会|鈴鹿サーキット (suzukacircuit.jp)

V2指定席前売券当日券
大人(24歳以上)18,500円20,500円
U23(高校生~23歳)10,200円11,800円
子ども(3歳~中学生)9,300円10,900円
V2指定席料金
V1前売券当日券
大人(24歳以上)13,500円15,500円
U23(高校生~23歳)8,200円9,800円
子ども(3歳~中学生)4,300円5,900円
V1指定席料金

絶対に持っていったほうがいいもの

それでは8耐の持ち物を紹介していきます。

リュックサック

小ぶりなもので構いません。水分やお土産を持ち歩くためにも必要です。別のバッグでも構いませんが、リュックサックは両手が自由になるのでおすすめです。

なるべく軽くて背中が蒸れにくいものを選びましょう。

帽子

つばつきの帽子をかぶることで、顔にあたる日光を防ぐことができます。

応援するチーム・メーカーの帽子なんかをかぶっていくと雰囲気も盛り上がります。

メッシュキャップであれば汗の湿気も逃がしてくれるのでおすすめです。

日焼け止め

人間ってじっとしていたとしても、日焼けするだけで体力をかなり持っていかれます。
炎天下で活動するときは、日焼け止めを塗っているかどうかで疲労感が全然違いますので、絶対に塗るようにしましょう。

汗をかくと流れてしまうので、2~3時間に一度は塗りなおすようにしましょう。首回りや耳の裏なども塗り忘れしやすい箇所です。

日焼け止めは種類によっても能力の違いがありますが、特に効果の強いSPF50+かつPA++++のものがおすすめです。

歩きやすい靴

私は8耐はいろんなところに動き回って観戦するのにいい機会なので、スプーンカーブとかにも見に行きます。

そうなると、2kmとか3kmとかは平気で移動するんですね。なのでランディングブーツとは別にウォーキングシューズを持っていくことが非常に重要です。

サンダルなんかも涼しくていいですが、レース終了後にホームストレートに下りて表彰式をみる場合、ほかの人に足を踏まれないように注意が必要となります。

私は朝、駐車場にバイクを止めたときに靴を履き替えるようにして、ライディングブーツはバイクのバッグに置いていくようにしています。

タオル

薄手のタオル2枚程度持っていくのをおすすめします。1枚は濡らして首からかけて、もう1枚は乾いた状態のまま汗を拭いたりするのに使うと便利です。

↓こういう冷感タオルも有効です。

あれば便利なもの

日傘

最近は男性であっても日傘を使う人が増えてきていると聞きます。
帽子で日除けをしても良いですが、日傘のほうが防御できる範囲は大きいですし、帽子のように汗で蒸れたりしないので、日傘を使ってみてもよいと思います。

私はモンベルの晴雨兼用の以下の日傘を愛用しています。これは外側が銀色で内側が黒色になっています。外からくる日差しを輻射率の高い銀色で反射・遮蔽し、内側は地面からの照り返しを使用者に反射させないように黒くなっているという、非常に理にかなった設計になっていますのでおすすめです。

ラジオ

グランドスタンド以外の辺鄙な場所で観戦すると実況が聞けません。
しかし、レース中はローカルラジオで実況を受信することができますので、レースの進行が把握できますので、ラジオはおすすめです。
いまどき、サーキットくらいでしかラジオを使うこともないと思いますので安いもので十分です。

虫よけ

スプーンカーブや裏ストレートといった人の少ないところで観戦を考えている人は虫よけを持っていくといいと思います。

塩飴

水分だけとっていると、塩分が足りなくなってしまい、足をつったりしまいます。失った塩分を補給するために塩飴を持っていくのも有効です。

アウトドアマット

アウトドアマットは座席がないようなところで観戦するときに有効ですし、サーキットの座席はカチカチだったり、炎天下でちんちんに熱くなっていたりするので、小ぶりのマットはとても活躍します。
お尻が痛くなりませんし、お尻が汚れることも防止できます。

スプーンカーブなどの席がまったくないところで観戦するのであれば小ぶりなアウトドアチェアも有効です。ただし、サーキットまわりは割と斜面地も多いのでご注意ください。

チケットケース

指定席券が必要な観戦エリアに入る際には毎回チケットを見せる必要があります。
見せるたびにポケットから出したり戻したりを繰り返すと落としてしまうリスクがあります。

指定席券をなくしてしまったりすると再発行はできませんので、グランドスタンドに入れなくなってしまいます。紛失には細心の注意を払いましょう。

↓こういうメーカー名の入ったチケットケースは応援気分もあがって、楽しいと思います。

雨合羽・傘

これは当日の天気予報によっては持っていく、という程度で構いません。
晴雨兼用の日傘をもっていけば晴れても雨でも対応できますね。

サングラス

目から入ってくる紫外線でも疲労が進みますので、サングラスを使うのも疲労防止に有効です。
まぶしくてよく見えないというのも防止できます。

飲食物の持ち込みについて

昨年は鈴鹿サーキットの公式の見解としては「飲食物持ち込み禁止」としていましたが、2023年7月19日現在の対応は、飲食物持ち込みを禁止していません。鈴鹿サーキットに確認したところ、アレルギーなどに対応するために、禁止をしていないとのことです。

お客様へのお願いとご案内 | 鈴鹿サーキット (suzukacircuit.jp)

V1、V2指定席はコカ・コーラ飲み放題がついているとはいえ、決勝レースが開始するまではもらえないので、レース開始前に脱水症状にならないようにしっかり飲み物を準備していきましょう。

まとめ

以上が鈴鹿8時間耐久ロードレースを観戦する際のおすすめの持ち物でした。
他のレースとは違う8耐ならではの持ち物もいろいろあったと思います。

8耐は見るほうも耐久レースという言葉を聞きますが、極力持ち物を工夫して快適に観戦したいですよね。

はじめて8耐を見に行くとき、どんなものを持っていったらいいか、という情報を知りたい人への参考になれば幸いです。

ちなみに持ち物とかとは違うのですが、私かとうとしては8耐の翌日(月曜日)は仕事をお休みにしておくことをおすすめします!それくらいへとへとに疲れます。

それでは鈴鹿サーキットでお会いしましょう!