目次
はじめに
どうも、かとうです。
スポーツスターSってシングルシートなので純正の状態では積載性って皆無ですよね。
かといってなにも乗らないというのは実用上厳しいものがあります。遠出したときはお土産を買ったりもしたいですもんね。
純正状態のすっきりしたリアデザインを崩したくない場合、積載性を向上させようとするとサイドバッグの取り付けを考えることになるかと思います。
今回はスポーツスターSのサイドバッグについて考察していきます。
スポーツスターSに取り付けられるサイドバッグステー
私が調べる限り、2022年末の現在、比較的簡単に入手できるスポーツスターS専用のサイドバッグステーはKijimaとPoderosa、Infinityの三種類がありました。それぞれリンクを貼っておきます。
Kijima
バイク用品メーカーの雄、Kijimaからもステーが出ています。たぶん一番安い。
13200円(2022年11月20日現在)
見た目的にはお尻のほうからにょきっと生えているような形状ですね。
バッグのベルトを通すループが溶接されているので、加減速で前後にバッグが動くことがないのはいいポイントです。
poderosa
スペインのサドルバッグメーカーのポデローサです。
余談ですがバイクでポデローサというと、ゲバラがモーターサイクルダイアリーの中で乗っていたポデローサ号が思い浮かびますね。
対応するポデローサ製のバッグと組み合わせると脱着が楽なようです。
価格は19580円(2022年11月20日現在)
Bracket for H-D スポーツスターS 左側用 – 40man’s web shop (fortyman.net)
infinity
埼玉にあるハーレーのカスタムショップが制作しているステーですね。
見た目的にはこれが一番シンプルだと感じます。バッグを取り外した状態でもカッコ悪くなりません。
また、取り付け構造的にも片持ちの状態になっておらず安心感があるので、私はInfinityのサドルバッグサポートを選びました。
Infinityのステーの取り付け
infinityのステーを取り付けるとこのような感じです。
赤丸のところが固定箇所。
右上固定部はカバーを外してねじ止めします。
また、左上固定部の取り付けの際は注意が必要です。日本車とかだとフレームにメネジが切られていることが多いですが、スポーツスターはナット止めなので外すと内側にナットが落ちます。なのでねじのナット紛失に注意してください。奥に落ちるとなかなか見つかりません。
詳しい取り付け方法はInfinityさんのYoutube動画で紹介しているので、こちらを見てください。
ステー自体は細い中実の鉄の棒で構成されていて、すっきりした見た目ですね。強度的にも弱弱しさはまったく感じない、良い作りでした。
バッグ
ステーがついていれば大体のバッグは工夫で取り付けられます。
私の場合は、防水であることとデザインと安さにひかれてヘンリービギンズのDHS-20というサドルバッグを選びました。ウェビングが施されており、ミリタリーちっくな見た目になっています。
レザーのシックなテイストも似合うのですが、こうしたミリタリーな感じもスポーツスターSに似合うと感じます。
容量としては10Lなので決して大容量ではありません。雨具と着替えくらいなら入るので、一泊の旅行ならいけるくらいのサイズ感です。これより大きなサイドバッグとなってくるとデザインバランスが崩れてくるからこのくらいがいいのかな~と思います。
あんまり大きなバッグになるとステーの大きさによってはスイングアームに接触することがあるので注意しましょう。
Infinityのステーにこの10Lのバッグを取り付ける場合は全く問題ありませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スポーツスターSはタンデムシートがなくて、実用性というよりは見た目重視なバイクですので、利便性向上のための積載性アップを考えるときも見た目のバランスを崩したくないですよね。
みなさんの積載の検討の一助になれば幸いです。