目次
はじめに
どうも、かとうです。
サーキット走行ってお金がかかりますよね。
金銭的理由でサーキット走行をやめてしまう人も、けっこういるように感じます。
今回はサーキット走行にかかるお金を試算しようと思います。
どのサーキットを走るのか、どこからどのようにサーキットに行くのか、どの程度の頻度で消耗品を交換するか、トランポをもっているかどうか等、人によって条件は異なりますので大胆に仮定をおいて試算させていただきます。
サーキット走行にかかる費用の試算にかかわる前提条件
以下の前提条件で計算させていただきます。
- 鈴鹿ツインサーキットの朝練を走行
- トランポはレンタカーで軽トラを使用
- 大阪から高速を使用して鈴鹿ツインサーキットまで往復
- 消耗品の銘柄と交換頻度は筆者かとうの実績
- 備品(トランポ用品やギア)の初期投資の償却は含まない
- 金額はすべて2022年1月現在の情報を使用
サーキットに支払うお金
サーキット年会費
鈴鹿ツインサーキットの会員にかかる費用は更新時の年会費5,000円+更新手数料1,000円ですので年間で合計6,000円となります。
年間10回走ったとすると走行1回あたりの年会費の償却は600円になります。
朝練の走行料金は会員と非会員で1枠あたり1,000円違いますので、通年で7枠以上走る場合会員になったほうがお得です。
ちなみに鈴鹿ツインは初回入会時は年会費6,000円+入会金1,000円の合計7,000円ですので、2年目以降の6,000円と比べても初年度にかかる費用が1,000円しか変わらないため、非常にふところに優しいと思います。
※金額に関しては改定されることがございますので公式HPをご確認ください。
参考 会員・ゲートパスについて会員・ゲートパスについて|ガイド|鈴鹿ツインサーキット (twincircuit.co.jp)
サーキット走行料
鈴鹿ツインサーキットの朝練は 1枠25分の走行で会員の場合2,500円です。(非会員の場合3,500円)
通常1日あたり1クラス3枠の走行枠が設定されていますので、3枠すべてを走行したと仮定すると合計7,500円です。
また、サーキット傷害保険500円/1日の加入が必須となります。
朝練に関する詳細は以下の鈴鹿ツインサーキットHPをご確認ください。
参考 朝練ロードクラス 「朝練習」|フリー走行|鈴鹿ツインサーキット (twincircuit.co.jp)
トランポにかかるお金
トランポレンタル代
朝練の場合、開始時間が早いので、前日の夜かりて、前日のうち車両を載せておくことになります。
ニコニコレンタカーで軽トラを24時間借りる時の費用は大体6,000円です。
ニッポンレンタカーのような大手で借りるとさらに高くなります。
トランポガソリン代
大阪(門真と仮定)と鈴鹿ツインサーキットのあいだの距離は約120kmです。軽トラの燃費を20km/Lとすると往復での燃料消費は12Lとなります。レギュラー150円/1Lとするとトランポガソリン代は往復で1,800円です。
トランポ高速代
普通車で、大阪(門真と仮定)~亀山(鈴鹿ツインサーキットの最寄りIC)の高速料金はざっくりですが片道約3,000円です。軽自動車では0.8がけですので、往復で4,800円です。
車両にかかるお金
車両ガソリン代
走り方や車両によりますが、私かとうの場合、3枠合計75分間走ると大体約10Lのガソリンを消費します。
ハイオク170円/1Lですので、車両ガソリン代は1,700円です。
車両タイヤ代
消耗品代です。タイヤの銘柄や走り方によっても異なりますので、ばらつきは大きいですが、私の場合を記載します。
ブリヂストン RS10を使用していたとき、大体10回のサーキット走行で交換となっていました。前後で約50,000円の交換費用ですので、1回の走行あたりのタイヤ代は5,000円になります。
車両オイル代
こちらも消耗品代です。オイル銘柄や交換頻度によっても異なりますので、ばらつきは大きいですが、私の場合を記載します。
私はカストロールPOWER1 RACING 4T(約1,300円/1L)を使用して、2回サーキット走行するごとにオイル交換を実施しています。オイル量が2.8Lですので、1回の走行あたりのオイル代は1,820円です。
車両ブレーキパッド代
消耗品代です。私はメタリカのスペック03のブレーキパッドを使っています。約10,000円のパッドですがダブルディスクですので、20,000円かかります。およそ20回走行ごとに交換していますので1回の走行あたりのブレーキパッド代は1,000円です。
合計金額
走行1回あたりの各費用をまとめると以下の通りです。
- サーキット年会費600円(年10回走行で償却計算)
- サーキット走行料金7,500円
- サーキット傷害保険500円
- トランポレンタル代6,000円
- トランポガソリン代1,800円
- トランポ高速代4,800円
- 車両ガソリン代1,700円
- 車両タイヤ代5,000円
- 車両オイル代1,820円
- 車両ブレーキパッド代1,000円
合計金額:30,720円
まとめ
いかがでしたでしょうか。
思った以上にサーキット走行ってお金かかりますよね。3枠走行する仮定で上記の試算ですので、1枠25分あたりかかっている金額が約1万円という計算になってしまいました。
トランポが自前だったり、消耗品の交換頻度をもうちょっと延ばすことができれば、もっと安く走行することができるかと思います。
またサーキットに近いところに住んでいる人や、高速を使わずに下道を使って移動する人は、さらに安くすませることができると思います。
最低限の費用で考えると、サーキットに払うお金(合計8,500円)と車両ガソリン代(1,700円)だけを考えますと10,000円ちょっとの費用です。しかし、現実的には鈴鹿ツインを3枠走った場合は2万~3万程度かかっている人が大多数であると思います。
お金が原因でサーキット走行をあきらめてしまうというのは非常にもったいないと思います。
皆さんも金銭的にも無理なく、サーキットライフを楽しみましょう。